
2025年03月05日(水)
一覧表ダウンロード可能!『企業・個人事業主向け2025年補助金・助成金一覧』
MORE▶︎
2024.09.16経営
これまで下請法の一部しか適用されなかったフリーランスの立場を保護する新しい法律
下請法(下請代金支払遅延等防止法)は,親事業者が下請事業者に対して優越的地位を利用して、値引き、返品、支払遅延や協賛金を出させるなどの濫用行為を取り締まるために制定された法律です。
しかし、親事業者と下請事業者の判定に関しては、資本金で行われるため、フリーランスは保護されないのが現状でした。
そこで、資本金を問わないフリーランスとの取引向けの新法を制定し、2024年11月1日から施行されます。
基本的な考え方は、下請法がフリーランスにも適用されるイメージです。
対象者 :
従業員を雇用していない個人事業主
役員、従業員を雇っていない法人
※業務を委託する側は保護対象ではない
ポイントを5つに絞って内容を解説します。
①報酬の60日以内の支払
②書面または電磁的方法等での契約内容の明示
③募集情報の的確な表示
④ハラスメントや労働環境(労働者と同じように配慮する)
⑤フリーランス保護新法に違反した場合
①報酬の60日以内の支払
・支払期日を定めていない場合は、フリーランスが役務を提供した日
・支払期日を定めている場合は、フリーランスが役務を提供した日から起算して60日以内のできるだけ短い期間内
・支払期限を60日以上に定めた場合は、フリーランスが役務を提供した日から起算して60日
・再委託の場合は、支払期限を定める義務がある
②書面または電磁的方法等での契約内容の明示
・委託の内容
・報酬の額
・支払期日
・公正取引委員会が定めるその他の事項
電磁的方法での明示があったとしても、フリーランスから書面の交付を求められた場合は、速やかな交付が必要。
③募集情報の的確な表示
フリーランスを募集する際の表示に関して
・虚偽
・誤解を招く
・最新の内容
などを保たなければならない。
④ハラスメントや労働環境(労働者と同じように配慮する)
・ハラスメントや、出産・育児・介護への配慮
・長期間の業務委託でなくても努力義務を負う
・不当な契約解除など
・解雇予告は労働者と同じく30日前までに予告する
・契約解除の理由を求められた場合、委託者は遅滞なく開示する
⑤フリーランス保護新法に違反した場合
・国が委託業者に立ち入り検査や勧告などを行う(従わない場合罰金50万円)
・法人と行為者の両方が罰せられる

総務省統計局の調査によると2022年10月1日時点でのフリーランスの数は209万人となっています。有業者に占める割合では3.1%ですので、フリーランスに業務を依頼している企業も多いのではないでしょうか?
多様な働き方がある今、法整備により働く環境が整い、フリーランスは更に増えると予想されます。労働者数や労働力低下が言われている現在の日本では、貴重な人材であるフリーランスとのビジネスによるシナジーは、とても重要であると言えます。
従業員、お取引様、そしてフリーランスなど、全てのステークホルダーと「チーム」として事業を行う時代です。
新規事業の立ち上げ、業務効率化、利益改善など、経営のお悩みがありましたら弊社までお気軽にご連絡ください。
2025.10.14資産
相続トラブルと言えば、「税金が多い」「遺産分割でもめる」などですが、 近年の相談として最も多いのは「デジタル遺産」です。 「見つけられない」「急に出てきた」「IDパスがわからない」「携帯を解約したのにサブスクリプションの支払請求が届いた」「携帯やメールを解約してしまったので、サブスクリプションが解約できなくなった」 被相続人が高齢のため、「デジタル遺産はない...
2025.04.03経営
・期初の支払が多くて資金繰りを圧迫している ・売掛がたまっていて現金が無い メインバンクだけの融資では足りず「繋ぎとしての資金が欲しい」という経営者は多いです。 下記のブログの通りに助成金補助金という方法もありますが、もう一つの融資を作っておくのも手段の一つです。 また、メインバンクが地銀や信用金庫などの場合は、借換の判断材料としてもご利用頂けます。 下記を...
2025.10.09経営
倒産や廃業は、必ずしも巨大な経営判断の失敗から始まるわけではありません。「小さな事から始まる」ことが多く、あなたの会社に潜伏している『倒産のキッカケ』があるかもしれません 。 この記事は、経営状況を振り返り、危険な要素が無いかご確認頂ける資料としてご活用ください 。見落としがちな倒産・廃業の主要な18タイプを、**「内部リスク」「外部環境リスク」「コンプライ...
2025.09.19資産
2025年9月現在、相続対策の基本は遺言の作成ですが、財産を渡す人を指定する遺言だけでは、相続後の財産の管理や活用に関する問題を解決できないケースが増えています。 そこで注目されているのが、**民事信託(家族信託)**との併用です。遺言と信託を組み合わせることで、より円滑で安心な財産承継の設計が可能になります。本記事では、遺言と信託の役割の違いと、両者を組み...
2025.09.05経営
私たちの生活や仕事の基盤となる法律や制度は、常にアップデートされています。特に、令和7年(2025年)下期以降に施行される改正の中には、家計やキャリアプランに直結する重要なものが多数含まれています。 「知らなかった」では済まされない重要な変更点を、税制、働き方、その他の3つの分野に分けて、3回に分けて解説します。 【記事 3:その他改正編】 【企業・業界向け...
2025.09.04経営
私たちの生活や仕事の基盤となる法律や制度は、常にアップデートされています。特に、令和7年(2025年)下期以降に施行される改正の中には、家計やキャリアプランに直結する重要なものが多数含まれています。 「知らなかった」では済まされない重要な変更点を、税制、働き方、その他の3つの分野に分けて、3回に分けて解説します。 【記事 2:働き方・雇用改正編】 【働く人必...